恥ずかしい"日本初"

こんなの自慢すること自体が恥ずかしいと思わないのかなぁ・・・

先週の土曜日(11月9日)に日本で初めて公道を自動運転者が走った。コースは国会議事堂の周囲700メートルで、安倍首相がこれに試乗し「日本の技術は世界一だ」「このように日本を世界で最もイノベーションが起きやすい国にしたい」と発言した。これを受けてテレビや新聞では「安倍首相が日本の技術の高さをアピール」と報じているが、私はものすごく違和感を感じた。確かに日本の技術は優れているけど、それが全く生かされていないのが日本・・・

コンピュータがカメラ画像などを解析して、全自動で自動車を運転する技術は、実用化されると事故が劇的に減ることが期待されている。そのため、世界中で技術開発競争が行われている。ドイツでは2011年にベルリン市内の公道を自動運転者が走っているし、イタリアの大学は2010年にユーラシア大陸横断に成功、スペインでも2012年公道でデモ走行が行われている。アメリカでは2012年にカリフォルニアなど3つの州で自動運転者に免許を与える法案が可決、Googleが作った自動運転者はすでに何十万キロも普通の道を走っている。

それなのに、日本ではようやく一昨日になって初めて公道、それもわずか700mを走ったことが自慢出来ることか?自動車大国の日本としては、とても恥ずかしいことと私は思うが。
せっかく世界最高の自動車とコンピュータ関連の技術があるのに、自動運転者に関しては日本の企業は欧米に行って実験を進めざるを得ないのが日本の現状。日本では規制が厳しいし、それを緩和する法案を作る動きもないためだ。

せっかく安倍首相が自動運転者に試乗したことを報じるのであれば、いかに日本の制度が遅れているかも一緒に報じて欲しい。

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