小説「天上の葦」の感想

テレビドラマ「相棒」シリーズの脚本で有名な脚本家&小説家の太田愛さんの小説、「天上の葦」(上下巻で800頁)を読了。とても面白かった!\(^o^)/
「天上の葦」を知ったのは、愛聴しているラジオ番組「久米宏のラジオなんですけど」。同番組で太田愛さんがゲストとして登場したとき、この作品が紹介され、久米宏がべた褒めしていたので、興味を抱いて買ってみた。

白昼の渋谷の交差点で、老人が突然死ぬというショッキングな出来事が発生。その真相を突き止める興信所の2人と命令に逆らって行動する刑事。そして、真相の暴露を阻止しようとする公安警察。公安に追われる身となった3人の活動が中心に物語は進行する。
ストーリーの展開はもの凄くスピーディで、次々と山場が起きるので夢中になって読み進めた(^_^) 本作の背景にあるテーマは「報道の自由」で、戦中の報道に関わった老人達の存在が大きな影響を与えるとともに、それが決して過去のものでないことが、現在進行形の事件によってリアリティをもって語られる。説得力がある主張,警鐘には、大いに納得し、確かに今もありそいうなことだと恐怖を感じた。
重いテーマがあるものの、全体としてハラハラドキドキたっぷりの、極上のエンターテイメント作品となっているのは凄い。久しぶりに読み応えがあって、楽しい読書の時間を過ごせて嬉しい(^_^)
太田愛さんの他の小説も読んでみたくなった。

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