小説「ひとつむぎの手」の感想

マイキャンペーン"今年の本屋大賞のノミネート作品を読もう!"(^_^;の第六弾は、知念実希人著の「ひとつむぎの手」。
医師でありながら医療ミステリーの作家としても有名な知念実希人氏だが、本作はミステリー要素はほとんど無くて感動的なヒューマンドラマとなっている。主人公は心臓外科医で、冒頭からその勤務の厳しさに驚いた。自宅に帰るのが2~3日に一回なんて・・・今でもそのような医者が多くいるのだろうか?
その厳しい勤務の中に飛び込んできた若い3人の研修医、3人ともひと癖ある性格で、主人公は指導に苦心しながらも、互いの理解が深まっていく展開には感動。大学病院内の権力争いやライバルとの出世争いなど、病院ドラマでは定番の素材も、さほど強調されなく、人間のドラマが中心となっているので、温かく主人公の活躍を見守るような気持ちで読み進められた。その主人子の常に患者のことを第一に考えた行動も感動的だ。
ただし、手術のシーンや病状の説明で専門用語がこれでもか!と出てくるには閉口してしまったけど。

この小説の舞台は私にとっては未知の大学病院だが、そこで働いているのは普通の人間で、いろんな感情が埋めいていることを実感するとともに、この作品の主人公のように崇高な理念を持った医師が多く存在することを信じたい。

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