なぜ"年金財政検証"を公表しないのか?

「国民に誤解と大きな不安を与えるもの」(首相)、「誤解と不安を招くものだ」(金融相)と、言うのであれば"誤解"を解くのが政府の役目と思うのだが・・・

給付される年金だけでは老後は生活出来ませんよぉ~、みなさん早めに投資して資金形成した方がいいですよぉ~、という金融庁の報告書が発表されたが、政府はその報告書は無かったことにしたので、野党の攻撃の対象になっている。また、年金は国民の関心が高いため、ニュースやワイドショーでも年金の将来について語られたり、週刊誌も特集を組んだりしている。
その多くが、やっぱり年金だけで老後の生活を送るのは無理だ!というもので、このような報道が繰り返されると、国民は将来に向けて貯蓄に走るようになり、国内消費は落ちこんで、景気が悪くなるのは必至。それを打ち消すために、政府はとっとと不安(誤解?)解消に努めるべきだ。

将来、年金がいくら給付されるのか?今の"100年安心"の年金制度では、現役世代の手取り平均収入の50%を確保することになっていて、50%を下回りそうだったら、保険料の値上げや給付額の削減が行われて、年金制度が100年経っても継続出来るようになっている。50%確保出来そうか?下回りそうか?の判断は、5年に1回行われる"年金財政検証"によって行われ、今年は財政検証の年。既に検証に関する専門委員会の最終会合は3月に終わっているので、あとは厚労省が発表するだけだが、なぜか未だに公表されていない・・・

政府が「年金は将来に渡っても大丈夫!」「2,000万円足りないというのは不適切だぁ!」というのであれば、その根拠となる"年金財政検証"を発表すればいいだけのこと。それによって国民は安心するだろうし、参院選も有利に戦えるだろう。年金で集めた金の半分を株式投資に回すという安倍政権の政策に対しては、国民は選挙で支持を表明していることだし。(私は反対なので野党に投票、でも多くは与党に議席を与えた)

もしかして"年金財政検証"にも政府の都合が悪いことが書かれて、それを厚労省のお役人さん達は、必死に修正している最中か?検証の根拠となる統計情報はいくらでも偽装出来るし、公文書の改ざんも容易な時代だから。


参院選が公示されると、必ず官邸から「年金は争点じゃないので、国民に誤解を与えるような年金情報は報じないように!」とマスコミに通知されるはず。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック