小説「愛なき世界」の感想

マイキャンペーン"今年の本屋大賞のノミネート作品を読もう!"(^_^;の第六弾は、三浦しをんさんの「愛なき世界」。
三度の飯よりも植物(シロイヌナズナ)の研究が好きな、大学院の若い女性研究者。その彼女に恋してしまった洋食屋の若者、そして植物の研究所の面々が繰り広げる物語。
三浦しをんさんらしいユーモアたっぷりの表現が、あちこちに散らばっていて思わずクスリとすることもありながら、ほのぼのとした気持ちで楽しく読了。大学院でしかも植物命で研究している研究者達は、みんな一癖あるちょっと普通の人と違うばかり(^_^; それでも、その言動に違和感なく同意してしまうのは、私も理系だからか?
その研究の描写は専門用語がふんだんに使われすぎていて、ちょっと付いていけないこともしばしば。著者がもの凄く調査して勉強したことは賞賛したいが、これ読んで付いていける人は少ないだろう。しかし、研究者の熱意はたっぷり伝わってくるので、それらもまた良い描写と思う。目的に向かって懸命に努力する姿には心打たれることもある。
もう一人の主人公である洋食屋の若者の常に前向きな言動には、とても好感を抱き、研究者達との触れあいも楽しい(^_^)

読後はとても爽やかな気分になった(^_^) この手の本も普段は読むこと無いから、いい本を読んだという満足感は高い。




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